何者にもなれないまま30代後半になった私が、英語を始めるまで

私は、もともと特別に賢いわけでも、

かといって破滅的に頭が悪いわけでもない、

ごく普通のOLです。

地元の私立女子大に通い、

そこで「社交ダンス」という世界に出会いました。

たまたまペアを組んだ相手は、

いわゆる旧帝大と呼ばれる国立大学の学生。

とても頭の良い人たちでした。

頭のいい人の「考え方」に初めて触れた

これまでにも、頭の良い友人はいましたが、

社交ダンスを通じて私は初めて、

「頭のいい人の考え方」を肌で実感しました。

そして、その考え方が社交ダンスとも

驚くほど相性が良いことにも気づきました。

社交ダンスは、

ただ体を動かすだけのスポーツではありません。

なぜ動けないのかを考え、

どうすれば動けるのかを試し、

また考える。

そうすることで、ストレートに結果に繋がってくる。

「感覚」だけではなく、

「理屈」で積み重ねていける世界でした。

自分一人ではできても、組むとできない。

逆に、組むとできるのに一人だとうまくいかない。

考えることが非常に多く、

奥の深さを感じるスポーツでした。

「私はセンスがない」と思い込んでいた過去

私はこれまで、

 ・運動神経がないからできない
 ・センスがないから無理
 ・才能がないから仕方ない

そうやって、自分にできない理由を
すべて「生まれつきのもの」で片づけてきました。

バレーボール部に入っても、
ジャンプしてもネットに手が届かない。

「なんのためにブロックで跳んでいるんだろう」

そう思いながら、
うまくできない理由を考えることすらやめていました。


今思えば、
そう思い込んでしまった理由はいくつかあります。

ひとつは、幼い頃の環境です。

「なぜ?」と聞くと、
「そんなことも知らないの?」と怒られる。

聞くくらいなら、最初から考えない方が楽。
そんな思考になっていきました。


そしてもうひとつは、
小さい頃からの「できない経験」の積み重ねです。

私は早生まれで体も小さく、
保育園の頃から足も遅く、できないことが多い子でした。

本当は、たった数ヶ月の差でも
成長には大きな違いがある時期です。

でも当時の私は、

「私はできない子なんだ」

そう思い込んでしまっていました。


だから私は、

「できない理由」を考える前に、
「自分には無理だ」と決めつける癖がついていたのだと思います。


でも社交ダンスに出会って、

 ・できないのには理由がある
 ・できるようになるには方法がある

そう思えるようになりました。

地元に戻り、気づいた「お金」の現実

大学を卒業して働き始め、

地元にいる時間が増えました。

地区のお祭りに関わるようになり、

近所の先輩方とも、よく話すようになりました。

するといつも、

「食べていきなさい」

「若いんだから」

と、何かとご馳走してくれるのです。

お金を出そうとしても断られて、

「次は、下の子にやってあげなさい」

そう言われました。

そのとき、私はふと思いました。

私は、後輩にご馳走してあげられる余裕がない。

副業という選択

私は、もともと営業職でした。

その頃は、今より月に10万円ほど給料が多かったのです。

でも、時間はありませんでした。

常に仕事に追われていて、

「自分の時間」という感覚が、ほとんどありませんでした。

そこで、

自分の時間を大切にしたくて、事務職に転職しました。

アフターファイブは楽しめるようになった。

だけど、給料は10万円減りました。

時間はある。

でも、使えるお金がない。

「それって、どっちが生きやすいんだろう」

そう思うようになりました。

お金があれば、時間がない。

時間があれば、お金がない。

私は、どちらかを我慢する生き方ではなく、

どちらも、少しずつ欲しかったのです。

強制されたくはないけど、

ほんの少しでいいから、余裕がほしい。

そう思ったときに浮かんだのが、

「副業」でした。

自分の気持ちに、正直に。

いいとこ取りをしても、いいじゃないか。

そう思って、飲食店で副業を始めました。

未来の甥っ子が私の背中を押す

そんな生活を続ける中で、

弟が結婚し、甥っ子が生まれることになりました。

今の日本は、

外国人を見ない日はありません。

街でも、店でも、

英語は日常的に聞こえてきます。

保育園で英語を学ぶ子どももいる時代。

そんな中で甥っ子が生まれることが、

私の背中を押してくれました。

そう、甥っ子にとっての自分が

「頼れる小粋なお姉ちゃん」にでありたい。

私は未婚で、30代後半。

付き合っている彼は50代で、バツイチ。

すでに成人したお子さんがいます。

正直に言うと、

「自分の子どもを持つことは、

現実的ではないかもしれない」

そう思い始めていました。

だからこそ、

自分の代わりに、甥っ子を応援したい。

将来、甥っ子が海外に興味を持ったとき、

旅行に連れて行ってあげられるような、

「頼れる小粋なお姉ちゃん」

でいたい。

でもそのためには、

今の私は、あまりにも英語ができなさすぎる。

このままでは、

胸を張って甥っ子を海外に連れて行けない。

それはなんかちょっと私、ダサいな、

そこで思い出したのが英語学習のDuolingoのアプリ、

このアプリは以前から入れてはいましたが、

  ・簡単すぎてやる気が出ない

  ・気が向いたときだけ

  ・結局続かない

そんな使い方しかできていませんでした。

それでも、

「このアプリ、なんだか悪くない」

そんな感触だけは、残っていました。

甥っ子の前で、カッコいい大人でいる為に

そこで私は英語学習にトライすることを決めました。

  ・毎朝1レッスンだけ

  ・どんなに忙しくても1つ

  ・気分が乗らなくてもやる

だらだら長くやるよりも、

短くても続ける方が、大事だと思えたからです。

アプリなら、

5分もあれば1レッスンできます。

「習慣化すること」が、

私を支えてくれる方法なのだと、

この時すでになんとなく分かっていたのかもしれません。

この決意をしたのが、

甥っ子が生まれる、ちょうど1か月前でした。

「甥っ子の前では、カッコいい大人でいたい」

そう思った日が、

私の英語の再スタートの日になりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました