二日酔いで週末を潰していた私が、変われた小さな成功体験

私は、もともと部活の仲間とお酒を飲むのが好きだった。

理由は単純で、

お酒を飲むと、少しだけ自分に自信が持てたからだ。

普段の私は、

周りがどう思うかが気になって、

間違ったことを言わないか心配で、

自分の意見もなかなか言えない、かなりの気遣いしい。

でもお酒が入ると、

「まあいいか」と思えて、

いつもより自然に話せる気がした。

だから飲み会が好きだった。

大学に入る前、姉からこんな話を聞いていた。

「○○大学の女の子って、甘いカクテルばっかり飲んでて寒い」

「全然飲まなくて、つまらん」

その影響もあって、

私はどこかで思い込んでいた。

飲み会ではビールを飲めないとダメ

たくさん飲める方が正しい

盛り上げないといけない

今ほどアルハラが問題になっていない時代だったこともあり、

私は浴びるようにお酒を飲んだ。

先輩にお酒を振れば、3倍返し。

それを覚悟の上で、

「場を盛り上げなきゃ」と特攻隊みたいに頑張っていた。

ダンス部には、

「飲み会を制する者は試合を制する」

という、部訓のような言葉もあった。

社交ダンスは、見せる競技。

飲み会でもアピールできないと、

試合でも輝けない。

そう聞いて信じていた私は、

飲み会で目立つことが“正しい”と思っていた。

結果、どうなるかというと――

翌日、もれなく大ダメージを食らう。

飲み会では、たいてい記憶をどこかに置いてくる。

目が覚めたら、夕方16時。

体がつらくて、そのまままた寝る。

社会人になっても、それは変わらなかった。

週末はいつも二日酔い。

当時は楽しかったけれど、

3〜4軒はしごする予定が入っている週末が近づくと、

「週末なんて来なければいいのに」

と思うこともあった。

さすがに、

この過ごし方はよくない気がして、

遊びや飲み会を入れられないように

副業を始めたりもした。

……とはいえ、

副業先はスナックやラウンジ。

当然そこでもお酒を飲む。

結局、翌日を棒に振る生活は続いていた。

そんなある時、

夜の仕事を辞めるきっかけが訪れた。

地元の祭礼で、少し立場が上になり、

夜に祭礼の集まりに出る必要が出てきたからだ。

土日は必ず副業を入れる、というルール

私は、副業を夜ではなく、昼にいれてみることにし。

金曜は相変わらず飲む。

でも、土日は朝から仕事がある。

どれだけ二日酔いでも、

「仕事だから」と思えば、体を起こして行ける。

気づいたのは、

一度家を出て動き始めてしまえば、 「意外と動ける」 ということだった。

それから私は、

土日は必ず副業を入れる、というルールを作った。

すると、

飲みすぎを防げる

辛くても体を起こす癖がつく

二日酔いで1日を無駄にしなくなる

そんな変化が起き始めた。

これは、私にとってかなり大きな出来事だった。

今まで起きられなかった私が、

自分で決めたルールによって、起きられるようになった。

この経験は、

後になって気づくことになるけれど、

私が「何かを続ける」ための、

最初の小さな成功体験だったと思う。

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